プログラム(一般演題含む)
1日目(5月18日)
A会場(小ホール1)
9:00-9:05 | 開会の挨拶 山内 一信 |
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9:10-10:00 | 1-A-1 日本・医家1 座長 青木歳幸 1 町医山科言経の開業背景: 人間交流と諸ネットワークについて アンドリュー・ゴーブル 2 京都の外療道具師 真龍軒安則 岩原 良晴 3 股野玉川と南木龍江 西巻 明彦 4 歴史のなかの人 岡田 靖雄 |
10:00-10:50 | 1-A-2 日本・医家2 座長 相川忠臣 5 華岡青洲の「紅毛外科集」と京都におけるオランダ流外科の修業 松木 明知 6 華岡青洲の乳癌患者 33 名の術後生存期間を基にした手術成績の表し方の検討 金谷 貢 7 種痘に用いられたウイルスは何か? 加藤 茂孝 8 ポンペの『簡約薬物学提要』と司馬凌海の『七新薬』と『朋百氏薬論』 相川 忠臣 |
10:50-11:40 | 1-A-3 女性 座長 平尾真智子 9 『婚姻秘術抄』再考 永塚 憲治 10 『房事養生鑑』に描かれている女性生殖器について ヴィグル・マティアス 11 信濃国小諸白倉松軒信煥・加川隆礼兄弟の産科術(回生術)記録 鈴木 則子 12 無資格者による自宅分娩から医療機関への移行: 沖縄返還前後の出産環境の変化 中村 安秀 |
11:40-12:10 | 社員総会(写真撮影) |
13:00-13:50 | 理事長講演 座長 山内一信 医史学が解き明かしたこと、物語ること 坂井建雄 |
13:50-14:40 | 特別講演I 座長 山内一信 川原病(球脊髄性筋萎縮症)―名古屋における記載、病態、治療の研究史― 髙橋 昭 |
14:40-15:30 | 1-A-4 学校・教育1 座長 西巻明彦 13 英国ロンドンにおける医学博物館の現状 牧野 洋 14 郡上藩医学校の於東京医学修行生徒達 森永 正文 15 吉雄流外科 1 瀉血篇 板野 俊文 16 熊本藩の医学教育と物産学 松﨑 範子 |
15:30-16:20 | 1-A-5 学校・教育2 座長 松木明知 17 瘀血吸圧法について 清野 充典 18 戦前・戦中期女子歯科留学生の実態― 東洋女子歯科医学専門学校を事例として― 永藤 欣久 19 済生学舎の後身 日本医学校(現在の日本医科大学)校長山根正次の再評価 殿﨑 正明 20 学用患者制度について 脇之薗真理 |
16:20-17:00 | 1-A-6 外国医学書 座長 柳澤波香 21 研医会図書館所蔵 16 世紀から 19 世紀の西洋医書および科学書 安部 郁子 22 『コペンハーゲンの医学・哲学紀要』における収録論考の主題と傾向 安西なつめ 23 17世紀の医学学習指南書― Kestner『医学書誌』記載書籍の分析― 澤井 直 |
17:00-18:30 | シンポジウム 医史学の新たな展望― 健康長寿社会を拓いた先哲から学ぶ― 座長 川嶌眞人 エドワード・ジェンナーの博物学とその師ジョン・ハンターの外科学 渡部 幹夫 華岡流の門人たちの痕跡から見た青洲の教え 土手健太郎 伊藤圭介の先見性と意志の強さ 山内 一信 北里柴三郎を北里柴三郎たらしめているもの研究,人材,そして「私立」 都倉 武之 |
B会場(小ホール2)
9:10-10:00 | 1-B-1 漢方医学1 座長 長野仁 24 『医方類聚』に引用された『傷寒論』は北宋小字版だった 真柳 誠 25 清医趙淞陽に関する記録について 郭 秀梅 26 『方極』関連医籍による奥田謙蔵の古方研究 星野 卓之 27 伏気学説の文献回顧と分析 荘 明仁 |
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10:00-10:50 | 1-B-2 漢方医学2 座長 小曽戸洋 28 経脉の三陰三陽説の成立過程― 老官山医簡から― 猪飼 祥夫 29 『経穴示蒙』に見える書き入れについて 加畑 聡子 30 寿閑系の鍼術流派の分派活動について 長野 仁 31 経絡治療の普及活動について 周防 一平 |
10:50-11:40 | 1-B-3 漢方・その他 座長 星野卓之 32 『医方類聚』引用の『活人心』について 劉 青 33 「台灣醫學史學會」の学会活動― 2018 年台灣醫學史學會曁學術検討會から得た知見― 福永 肇 34 整骨新書(1810)における解剖学 木村 明彦 35 整形外科医の先達・各務文献~二百回忌法要を終えて 今井 秀 |
12:15-12:55 | 教育講演I 座長 橋本 明 日本の病院史(通史)編纂から解ってきたこと 福永 肇 |
14:40-15:30 | 1-B-4 江戸医書1 座長 澤井直 36 医の博物館所蔵の解剖絵巻「解観大意」について 佐藤 利英 37『平常流機道問答』について 池内早紀子 38 『養生問對上』について 趙 菁 39 『医学授幼鈔』について 木場由衣登 |
15:30-16:20 | 1-B-5 江戸医書2 座長 鈴木則子 40 『瀧澤路女日記』(1849)にみる母親による看病の実態 平尾真智子 41 京都書林仲間の医書重板・類板係争 海原 亮 42 長州宇部福原家(萩藩永代家老)家来医・林家旧蔵の蘭方医学書について 中澤 淳 43 佐久間洋行旧蔵書について 清水 信子 |
16:20-17:00 | 1-B-6 1940・50年代 座長 逢見憲一 44 手術のランダム化比較試験の歴史― 1940 年代に中山恒明らが開発した頸動脈毬剔出手術― 津谷喜一郎 45 新発見の日本医師会内部文書による占領期の医薬分業論争に関する考察 杉田 聡 46 戦後占領期における「公衆衛生列車展覧会」に関する考察― 県軍政部レポートの内容― 田中 誠二 |
2日目(5月19日)
A会場(小ホール1)
9:00-9:50 | 2-A-1 目・耳 座長 園田真也 47 筑前国須恵の眼科医 9 代田原養伯貞一 上園 慶子 48 日本における緑内障薬物治療の経過について 園田 真也 49 網膜芽細胞腫:診断と治療の歴史 I 柳澤 隆昭 50 1928年6月8日東京学士会館開催のスイス・バーゼル大学耳鼻科 ジーベンマン教授追悼会 高橋 薫 |
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9:50-10:40 | 2-A-2 グローバル1 座長 月澤美代子 51 わが国におけるパラリンピック競技の父― 中村 裕博士 小林 晶 52 ストーク・マンドヴィル病院:パラリンピック揺籃の地 柳澤 波香 53 日本人移民 1 世がハワイで経験した健康に関わる問題 山崎 由花 54日清戦争における雇員医師について 鈴木 紀子 |
10:40-11:30 | 2-A-3 グローバル2 座長 佐藤裕 55 1890-91年帝国日本の「ツベルクリン」臨床実験― 「検証報告」を検証する― 月澤美代子 56 日本統治下台北における二つの精神病院の成立と展開: 私立養浩堂医院と官立養神院 橋本 明 57 易経,ユングと共時律 権藤 寿昭 58 福井コレクションに遺された幻の病院船「大和丸」の痕跡 柳川 錬平 |
11:30-12:30 | 特別講演2 座長 真柳誠 韓国医史学の歩みと展望 申 榮全 |
13:30-15:10 (13時開場) |
市民公開講座 移り行く疾病像とその社会医学的対応 座長 青木國雄 肥満に関連する疾病の増加と対策 八谷 寛 がん治療薬開発の歩みと将来展望 上田 龍三 がんリスク要因としての遺伝子に関して 松尾恵太郎 |
15:20-15:40 | 教育講演 座長 伊藤泰広 ノーベル賞と名古屋大学 辻篤子 |
15:40-16:40 | 2-A-4 人物・西洋 座長 橋本明 59 ゲーテと医療(第 4 報)― とくに彼の作品に描かれた医学的諸問題― 鈴木 重統 60 明治政府お雇いドイツ人医師ユリウス カールスクリバ― 外科医と学外活動の記録― 高橋日出雄 61 近代腹部外科の推進者Theodor Billroth関連史蹟について 佐藤 裕 62 ペラグラ― Josef Goldberger の生涯と業績― 伊藤 泰広 63 ベルツ博士の温泉医学への情熱 松田 博子 |
16:40-16:45 | 次期大会長挨拶 |
16:45-16:50 | 閉会の挨拶 会長 山内一信 |
B会場
9:00-9:50 | 2-B-1 医療全般 座長 志村俊郎 64 渋沢栄一の社会事業(医療・福祉関係)への関わりの時代的変遷について 稲松 孝思 65 栗田静枝の足跡― 我が国の診療情報管理の開拓者― 村井はるか 66 近代わが国の平均寿命延長の年齢構造と医療・公衆衛生の役割: 第 4 回~22 回生命表より 逢見 憲一 67 わが国の「老衰死」の過去・現在・未来 丸井 英二 |
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9:50-10:40 | 2-B-2 イスラム他 座長 猪飼祥夫 68 イブン・スィーナー(アヴィセンナ)『医学典範』の東西における注釈伝統 矢口 直英 69 モンゴル時代の漢語イスラム医学書『回回薬方』と中世イスラム医学書との関連についての一考察― 第 30 巻雑證門を中心に― 尾崎貴久子 70 平安京施薬院関連遺跡出土医薬木簡再考 多田 伊織 71 道元禅師の死 葉山美知子 |
10:40-11:30 | 2-B-3 日本古代 座長 三鬼丈知 72 日本医薬文化史 第 1 報 古代日本の医薬神について 辰野 美紀 73 『医心方』巻二における治療禁忌と実際 島山奈緒子 74 平安貴族社会にみる病気治療の諸相 坂本 陽子 75 古代における疾病観,医療観について 黒野 伸子 |
12:40-13:00 | 特別企画 特別展示「後藤新平」・名古屋近郊の医跡紹介 山内一信 |
15:40-16:40 | 2-B-4 薬・本草 座長 鈴木達彦 76 向井元升『庖厨備用倭名本草』の底本・李東垣『食物本草』について 岩間眞知子 77 江戸考証学者による『本草和名』の研究 武 倩 78 杏雨書屋所蔵の黒川文庫「本草」について― 早川佐七の楂考書屋との関係― 吉川 澄美 79 西忍『薮明集』における田代三喜と曲直瀬道三の能毒書の影響について 鈴木 達彦 80 名古屋における医薬系博物館の萌芽― 大須地区で開催された博覧会と博物館― 野尻佳与子 |
誌上発表
81 群馬県医学校の生徒について 須長 泰一 82 西鶴作品にみる身体に関する語(七) 計良 吉則 83 国立公文書館内閣文庫所蔵明刻本『必用医学須知』『明医指掌』について 宮川 隆弘 84 新出の古矢知白の著書『傷寒論正文復聖解 附.異名十有五湯辨』 町 泉寿郎 85 福井祟蘭館旧蔵の古活字版医書 小曽戸 洋 86 『老師雑話記』の脈法 中川 俊之 87 森鼻宗次と彌性園の医師 田中 祐尾 |